親子・家族

いつわ法律事務所

2014年10月14日 20:57

家族と法律。

普段は意識しませんが、家族関係についても法律は様々な場面を規律しています。

たとえば、養子縁組。
新しい親子関係を創出する制度です(従来の親子関係を継続するものと断ち切ってしまうものがあります。)。
一度、親子関係となれば、その親子には扶養義務や相続といった法律上の権利、義務が生じます。
跡取りとなってもらうため、子どもの結婚に伴って、とにかく家族になりたいから、等々。
養子縁組する理由は様々だと思いますが、もしも後になって養親・養子関係を断ち切りたくなったら?相手がそれを嫌だと言ったら?
話合いで解決しない場合、調停や裁判が必要となってきます。

親子関係。
現在、どのような家庭を築くのかは人により本当に様々です。
婚姻していない男女間に子が生まれた場合、母親との親子関係は問題なく認められますが、父親との親子関係を成立させるためには「認知」が必要となってきます。
また、婚姻している男女間に生まれた子について親子関係を否定するためにも法的手続が必要となります。

家族・親子関係は千差万別であり、依頼者の方が望む家族関係を実現させるためには、相手方や裁判所に手続が必要となった経緯や理由を、法律に沿って効果的に論じていく必要があります。
ぜひご相談ください。

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